節分も終わり、この時期は次から次へとイベントがやってきますよね。
次のイベントはバレンタイン?いやいやそれもそうですが、子供にとっての大きなイベントと言えば、それはやはりひな祭りでしょう!
ひな祭りにはひな人形を飾りますが、我が家は以前旅行に行ったときに買ったつるし雛をそろそろ飾りつけようと思っています。
つるし雛には色々なモチーフがあるのですが、それぞれどんな由来や意味があるか皆さんはご存知でしょうか?
今回の記事では、そんなつるし雛の由来や意味をご紹介したいと思います。是非参考にしてくださいねw
つるし雛の由来と意味
そもそものつるし雛の由来は江戸時代からと言われ、子供の成長や幸せを祈ってひな人形を飾る習慣がありましたが、当時のひな人形は高価で(今でもそうですがw)全ての過程で購入して飾ることが出来ませんでした。
しかし、そこはやはり子供の成長や幸せを祈る行事ですから、どうしても飾りたいと思った当時の人たちが、自分の家族やご近所さんの着物の切れ端などで人形や色々なモチーフを作って飾ったのが由来と言われています。
以下、有名なモチーフの意味をそれぞれご紹介します。
桃のモチーフの意味
もともとひな祭りは中国から伝来されたものになりますが、中国神話における桃は不老不死の象徴とされ、そこからつるし雛によく飾られる桃のモチーフには、延命長寿と邪気払いの意味を持つようになりました。
子供にはいつまでも元気で長生きして欲しいものですよね!そんな願いから飾られるようになったのです。
巾着のモチーフの意味
子供には将来元気いっぱい、夢いっぱいで過ごして欲しいもの・・・巾着には巾着の中に夢を詰めて幸せな人生を過ごして欲しいという願いが込められています。
又、巾着には『お金がたまる』という意味も込められておりますので、将来お金に困らないようにという願いも込められて飾られていたんですね!
唐辛子のモチーフの意味
昔から唐辛子には虫よけの効果があるとされ、昔は衣類を収納する際は唐辛子と一緒にしまっていたそうです。
そこから転じて、娘に『悪い虫』がつかないようにという意味が込められるようになり、つるし雛のモチーフとして定着したようですw
今も昔も、娘に『悪い虫』がつかないようにと願うのは変わらないんですねw
猿のモチーフの意味
猿のモチーフの意味は非常に単純ですw『猿』を『去る』とかけ、病や厄が『去る』ようにという意味があります。語呂合わせ、ダジャレか!w
しかし猿は昔から色々なモチーフにされていますね~。有名どころでは日光の『見ざる、言わざる、聞かざる』でしょうか?
使いやすいんですかねw
蛤(はまぐり)のモチーフの意味
二枚貝であるハマグリは形や色合いなどが他の貝と一致しないのは皆さんご存知ですよね。
そこからハマグリは『貞操・貞節の象徴』とされ、女性の幸せを願って飾られるようになりました。
娘の不幸な姿なんて見たくないですもんね(汗)
這い子人形(はいこ人形)の意味
これは読んで字のごとく『はいはいをしている様子』の人形で、はいはいをいっぱいして、『元気で、丈夫な子に育ってくれるように』という願いが込められています。
最近はフローリングの床が多くなり、あまりはいはいをしないまま歩けるようになる子供が多いみたいですが、早く歩けるようになるより、はいはいをいっぱいして首の周りの筋肉などをしっかりと鍛えてから歩くようになった方が丈夫になるそうですよ!!
人参のモチーフの意味
人参は滋養があり、我が子が健やかに育ちますようにという願いが込められています!
でも実際のところ人参って子供はなかなか食べてくれませんよね(苦笑)いったいどうすればすんなり人参も含め、野菜をいっぱい食べてくれるようになるのでしょうか?我が家では苦肉の策として、野菜をものすごーく細かく刻んで、カレーやハンバーグに入れて食べさせていたりしますw
さて色々なモチーフの意味を簡単にご紹介しましたが、如何でしたでしょうか?
いずれのモチーフにも色んな意味が込められていましたが、いずれも親が子を想う気持ちが沢山込められている事に気が付いて頂けたのではないでしょうか。
是非皆さんのご家庭でも、ひな祭りの飾りを飾り付けるときはただ飾るのではなく、これらのような気持ちを込めながら飾りつけをしてみて下さいね!
以上!!
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