普段育児をする中で、どうしてもスマホの力を頼ってしまうことって多々ありますよね。ご飯をつくっているとき、掃除をしているとき、洗濯をしているときなど家事全般をしているときや、お出かけしているときに泣き出してしまい大人しくさせたいときなど場面は本当に多岐にわたります。
しかし便利な反面、本当に子供にスマホを見せていいのか常々不安に感じている親御さんも多いと思います。
わかっちゃいるけどやめられない!それはそうですよね、だって見せれば大人しくなるんですからw
今回の記事では、そんな便利ツール『スマホ』と上手に付き合っていく方法を紹介しています!まずはスマホが子供に与える影響を知り、各ご家庭にあった『スマホ育児』が出来るようになればいいですね☆
スマホを使って上手なコミュニケーション
娘A「びぇぇぇぇ!!!」
奥「よしよし!大丈夫だよ、ママいるから」
娘A「うぇぇぇ!ゲッホ!ゴッホ!びぇぇぇ!!」
私「泣き止まないね」
奥「しょうがないなぁ」
娘A当時1歳、とにかく車での移動が嫌いでチャイルドシートに座らせるとすぐに泣き出してしまう時期がありました。そんな時にyoutubeの動画を見せると不思議と大人しくなりました。
しかし動画を見せ始めてからというもの、車に乗るたびに動画を見せなければいけないようになり、本当にこのままでいいのだろうか?将来スマホ依存症にならないかどうか非常に不安になりました。
スマホが子供に与える影響
スマホというものは本当に最近になって普及したツールになりますので、まだまだ子供に与える影響というものは研究段階であり、スマホが与える影響というものは、こうすればこうなるといった確たる説は無いのが現状です。
しかし、現状でわかっている影響としては『視力』に影響があるという事です。
乳児期、幼児期にスマホを日常的に長時間見るという行為を繰り返すと、本来外遊びなどで培われるべき目のピント調節機能に影響を及ぼすと言われています。
外遊びなどをすると、遠くにあるもの、近くにあるものなど実に様々なものを見ようとして頻繁にピント調節を繰り返し、目の筋肉を動かすのですがスマホばかりみていると近い距離の画面を見続けることになるので、本来鍛えられるべき目の筋肉が鍛えられず、結果として視力に悪影響を与えることになるのです。
上手な付き合い方
長時間スマホを見続けることによる、悪影響についてはご理解頂けたとは思いますが、一方でやはりどうしても見せないと家事ができない、泣き止まない、なんてシーンは多々ありますよね。
現代を生きる私たちにとってもはやスマホは切っても切れないツールになっていますので、どうせ使わざるを得ないのであれば上手に付き合う方が建設的です。
そこでポイントとなる事が以下の二つになります。
・親が楽をするツールであってはならない
・見せる場合はルールを決める
まず『親が楽をするツールであってはならない』ということに関してですが、子供にスマホやタブレットを渡し、自分はテレビをみて子供を長時間ほったらかしてしまっているなんて経験はおありじゃないでしょうか?
こんなことを書いている私も実は心当たりは嫌というほどありますw
実際スマホをみせていれば子供は大人しいし、大人の方も自分の時間を確保できて非常に楽ですよね。でもそれって本当に子供にとって良い事でしょうか?
考えるまでもなく良い事ではありませんよね。
それ自体をすることまで否定するつもりはありませんし、時には自分の時間も確保したいので私もやることもあります。問題なのはその時間なのだと思います。1時間も2時間も子供が延々とスマホをみているという状況は決して褒められた状況ではありません。
又、せっかく子供が一緒に遊びたいというサインを出しているのに、親がスマホばかりみて満足に子供の要望に応えてあげない何て状況もよくありません。
このケースも私はよくやってしまいがちなのですが、最近は意識して子供の遊びに付き合うようにしています。
すると不思議なことに、5分でも10分でもしっかりと遊びに付き合ってあげると、「ちょっと家事させてね?」と言っても「わかった~」と言って、姉妹だけで大人しく遊んでてくれるようになったのです。
安易に子供にスマホを渡して時間を確保するよりも、しっかりと子供に向き合ってあげればちゃんと子供も満足し、理解してくれるので皆さんも一度試してみて下さい!
そして『ルールを決める』ということに関してですが、これは単純なことで子供がスマホを見たい使いたいと言ってきたときに、ただ渡すのではなく事前に見る時間を決めてあげるという事です。
我が家の娘Aにスマホを渡すときは、アナログの大きな時計を見せて「長い針が5にきたら終わりにしようね」などと言ってから渡すようにしています。
すると子供は子供なりに、ちらちらと時計を確認していて、そうすることで時間の管理能力が養われ、ルールを守ろうとする社会性を学ぶこともできます。
そしてちゃんとルールを守れた時はしっかりと『褒めてあげる』ことが重要で、褒めることによって子供は「こうすればいいんだ」とまたルールを守ってくれるようになります。
しょっちゅう子供がスマホを見たいと要求してくるご家庭でも時計を上手に使って試してみて下さい。はじめのうちは上手くいかないかもしれませんが、続けていれば必ずうまくいくようになってきますので、諦めずにチャレンジですよ!!
以上!!
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