子供って『ごっこ遊び』が大好きです!我が家の娘Aも毎日のようにプリキュアになってみたり、アナ雪のエルサになってみたりと大忙し!
つい先日も家で唐突にエルサになりきり歌を歌い始めたと思ったら、今度はお風呂でリトルマーメイドのアリエルになって泳ぎ、終いには「私はエルサアリエル」ともうなんのキャラなのかわからない状態で楽しそうに遊んでいましたw
こういった光景は小さい子供がいる家庭では当然のように見られる光景だと思いますが、では何故子供はキャラクターになりきるのが大好きなのか?その理由をちゃんと知っている方は少ないのではないでしょうか。
今回はそうした子供がキャラクターになりきる所謂『ごっこ遊び』がもたらす子供の成長について書いておりますので気になる方は是非ご一読下さい。
『ごっこ遊び』は子供の象徴機能の成長の証!
娘A「パパ一緒に変身しよう!」
今日も娘Aのそんな一言でプリキュアに一緒に変身させられる私wいい歳こいたオッサンがプリキュアに変身するとか一体誰得なんでしょうねっ!?
娘A「ほらパパ手つないで!」
娘A「違う!ここはこうするの!」
娘A「次はこうして、こうやるんだよ!」
私「あ、はい・・・」
すいません監督!演技指導が細かすぎてついていけません!!!
とにかくテレビでみた内容をしっかり覚えていて、ちょっと自分が意図していない行動を私がすると「違う!そうじゃない!」といちいち指摘してくる娘A・・・我が娘ながらスゲー記憶力だなぁと日々感心してしまいます。
またある時は・・・
娘A「助けて!オオカミが・・・」
と、私に助けを求める娘Aの後ろにはぬいぐるみのネコちゃんがwああ、ぬいぐるみをオオカミに見立てて遊んでるのねw最近では毎日のように家でこうしたごっこ遊びをしていて、あまりにも毎日するもので、段々と私と奥さんの反応が薄くなってきていることを感じたのか、先日児童館に連れていったときに職員のお姉さんにエルサになりきってみせ、「スゴーイ!覚えてるんだ~」と反応して貰ったことが嬉しかったようで、以来ことあるごとにお姉さんたちに歌や台詞を披露するようになってしまった娘Aw
さてこうした、子供の『ごっこ遊び』ですが、先ほどの娘Aが演じていたワンシーンでいうならばぬいぐるみのネコちゃんを「オオカミ」に脳内で変換したり、自身がプリキュアになったりしているわけですが、これは「そこには無いもの」を「別なものに見立てる」能力、象徴機能が発達している証なんです!!
象徴機能とは?
先ほど触れた、「そこには無いもの」を「別なものに見立てて」表現することを『象徴機能』と呼び、エルサになりきる「ふり」やぬいぐるみをオオカミに「見立てる」という事も「象徴」となります。
この『象徴』を使って行われる行動が『象徴行動』と言われるのですが、この象徴行動こそが象徴機能のトレーニングになるのです。
象徴機能が発達すると、言葉の意味や物の形、イメージなどを,頭の中で思い描き,筋道を立て,分類し、表現できるようになります。
つまり象徴機能を使いこなせるようになると,言語やイメージを使って他者とのコミュニケーションが円滑に行え、物事を理解(正しく知ること)したり,記憶する事が出来るようになるのです。
逆を言えば、この象徴機能が上手く発達しないと上記のような事が上手くできない恐れがあるということですね。
ではどうすれば上手く象徴機能を発達させることが出来るのでしょうか?
安心してください!履いてま・・・ゲフンゲフン!!
象徴機能を発達させる方法は簡単です!「ごっこ遊び」をいっぱいさせればいいのです!それじゃあ子供が勝手に遊んで、勝手に発達するってことですか?と言われそうですが、まさにその通りです!!
ただし、象徴機能の発達段階を見極めることはした方がいいと思います!
例えば、実物のリンゴを使って料理の真似事が出来る、丸いボールを使ってリンゴと見立てることが出来る、他者が丸いボールをリンゴに見立てていることに気付ける、とでは発達の段階に差があるので、場合によってはリンゴの写真を見せるなどをしてイメージの補助などを行ってあげると発達を促すことが出来ると思いますよ!
この象徴機能は目に見えないルールなどの概念を理解するうえでもなくてはならない機能なのでしっかりと育ててあげたいものですよね。
さてここまで、子供の象徴機能の発達について書いてきましたが、正直自分でも書いていてこの話小難しくてよくわからん!!読んでる人はもっとよくわからんだろうと思いますのでざっくり下記にまとめますと・・・
・ごっこ遊びをすると表現力が身に着く
・ごっご遊びをすると想像力が豊かになる
・ごっこ遊びをすると理解力が身に着く
以上ですw
つまり子供は遊びながら自らに必要な能力を本能的に理解し、自発的にトレーニングを行っているわけですね!何て勤勉なんでしょうw
まぁ他にも子供がキャラクターになりきって遊ぶ理由はありまして、「安心」「愛着」「あこがれ」「自己主張の方法」などなどあるわけですが、それはまたの機会に致しましょう!
ではでは!!
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