何となくですが今回は、娘Aが生まれた日のことを書こうと思います。
これからママやパパになる人の参考になればいいのですが!(^^)!
娘Aが生まれる前日、私は夜勤をしていたんですが23:00頃に奥さんのお母さんから
メールでもうすぐ生まれそうだと連絡が入りました。(奥さんは里帰り出産で実家にいました)
私「え、まじかっ!?」
同僚「どした?」
私「なんか生まれそうだって連絡きた!」
同僚「嘘、どうすんの電車ないでしょ?」
このときは本当にどうしようか、焦りましたよ。
電車は無いし、今から帰って車で向かおうにも実家に行くには
高速に乗って片道5~6時間はかかるわけですよ。
はい、間に合いません!ここは諦めて素直に始発の新幹線に
乗るしかなそうです。
そんなこんなで4:30の定時までをヤキモキと過ごし慌てて家に帰り
着の身着のまま駅へ直行!!
奥さんの状況を逐一確認しながら、電車に揺られ朝9:00頃に病院へ到着。
意外と状況は落ち着いており、まだ暫く生まれるまでは掛かりそうとのこと
私「大丈夫?痛い?」
奥「う~ん、陣痛の感覚まだ長いし今は大丈夫」
取りあえず間に合って良かったぁと一息はつけた訳ですが
結局その日の昼間中には生まれなかったわけですが
ここからが奥さんとは違う戦いの始まりでした。
先ほど書いた通り私は夜勤明け、昼間は奥さんの実家と病院を
行ったり来たりしており、寝る暇がなかったのです。
その日の夜、奥さんの病室にベッドを置いてもらい泊まり込みを
したわけですが、夜中に大体10分置き位で奥さんに陣痛が来るのです。
奥「痛い~痛い!!」
私「ここ?この辺?」(テニスボールで腰の辺りをグリグリ)
猛烈な眠気を感じながら痛がる奥さんの腰をグリグリするのです。
落ち着くと同時にベッドに突っ伏し目をつぶり、うとうとしていると
また奥さんの陣痛が・・・・。
痛がる奥さんをしり目に寝るわけにもいかないので、都度起きて腰をさすります。
そんなことをひたすら繰り返し、翌朝に検査。
昼頃にようやく分娩室へ。
その日はちょうど看護学生が実習中でこんなお願いをされました。
婦長「昼間に出産の人なかなかいないのよねぇ~」
私「はぁ・・・?」
婦長「学生たちを立ち会わせてもらっていいですか?」
私・奥「いいですよ~」
そんな感じのお願いをされ、いざ分娩台へ!
その頃には奥さんはかなりの痛みと戦っており必死の形相!
全部で15人位の学生たちが分娩台を取り囲みます!(゜o゜)ニンズウオオクネ?
いざ分娩が始まると、奥さんの痛がる声と学生たちの真剣な眼差し
なぜか私にしきりに話しかけてくるおばちゃん看護師・・・。
おば看「なんだかんだねぇ可愛いのは男の子よ!」
私「そうなんですねぇ」(いや生まれてくるの女の子ですけど)
おば看「音楽変える?リラックス出来るのはクラッシックかしら」
婦長「そんなのいいから!!」
婦長よく言った!最早分娩中とは思えぬ賑やかな雰囲気のなか
遂にその時が!!!
娘A『ンギャー!!ンギャーー!!』
よく男性は血に弱いとかいいますよね。出産時の血をみて気分が悪くなるとか
私はそんなことありませんでしたので、ひどく冷静に出産するその時を見ることができましたが
自信が無い人は立ち会うのはやめたほうがいいかもしれません。
想像以上に血が出ます!それはもうドバドバと!!!
これから出産を控えている家庭はよく話し合って決めましょう。
それはさておき待望の第一子が誕生した訳ですよ!!
喜びとやっと終わったという安堵感と、これからに対する不安感と
とにかく色んな感情が押し寄せてきました。
しかし重ね重ね言うようですが私のその時の状態は完・全・2・徹!!
最早自分のテンションがよくわからない感じになってましたよ。
ウレシー!ヨカッタネー!ネレルー!ガンバッタネー!!ネレルー!!
とまぁそんな感じで無事出産を終え、奥さんと私はその日の夜に
限界を迎えたのです。
看「今日の夜、赤ちゃんどうしますか?」
奥・私「「今日の夜だけは預かってください!!」」
薄情と思う事なかれ!!本当に限界だったのです!
子供と一緒にいたいけど、私たちも人間だもの!!許せ!娘A!
こうして長い戦いの時間はひとまずの終わりを迎えたのでした。
如何だったでしょうか?できる限り当時の状況を思い出しながら
リアルに再現して書いたつもりです。
こんな感じでちょこちょこと過去の出来事を振り返って書いていこうと思います
楽しみに待っててくださいね。
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