よくテレビやネットなどで、ゲームが子供に悪影響を及ぼしている!なんて話をよく聞きますよね?私もゲームは大好きで、子供の頃は学校が終わった後に友達の家に行って、暗くなるまでスーパーマリオなんかをよくやっていたものですが、今の子供たちほど熱中していたかというと、そういう訳でもありません。
そもそも昔は外での遊びに殆ど規制?などは無かったのに、今の時代少し広めの公園に娘を遊びに連れて行くと、『ボール遊び禁止』『大声で騒がないでください』なんて看板が掲げてあったりします。
子供から『ボール遊び』や『大声で騒ぐ』ことを取ったら一体子供は何をして遊べばいいんでしょうね・・・。
そうやって何でもかんでも、アレをすると危険だからダメ!騒ぐと騒音になるからダメ!と危険を排除し、大人の都合を子供に押し付けていった結果、子供が外で元気よく遊べる状況では無くなってしまって公園で友達と集まってゲームをするしかなくなる!なんていう状況になっているのではないでしょうか。
そのくせゲームは子供に悪影響を与えるからダメ?いよいよ子供はがんじがらめで何も出来なくなってしまうじゃないですか!!
そんな今のような環境だからこそ、ゲームが子供に与える影響を正しく理解し、上手に付き合っていく必要があるのではないかと考え、今回の記事を書くこととしました。
今の時代を生きるパパさんママさんは今回の記事を読んで、今後の子供とゲームの付き合い方について考えてみて下さい。
過ぎたるは及ばざるがごとし
娘A「ねぇパパ!アンパンマンのゲームしたい」
私「いいけどパパがやめてって言ったらやめてね?」
娘A「はーい」
夕飯の準備をしている最中だったので、大人しくしてくれるならいいかとゲームをする許可を出し気軽にスマートフォンを渡す私。
20分後、夕飯の準備を終えた私は娘Aにゲームをやめるように促します。
私「ゴハン出来たからゲームやめて~」
娘A「・・・・」
私「ねぇ、やめてってば」
娘A「今忙しいの!」
私「さっきやめてって言ったらやめるって約束したでしょ?」
娘A「もうちょっと!」
ダメだ、全然言う事聞きやしねぇ・・・。
とはいえ許可したのは自分だし、ゲームって面白いから中毒性もあるしね・・・気持ちもわかるから無理やりやめさせるのもなぁ。
なんとか上手く付き合っていく方法を考えないとなぁ・・・。
そもそも子供へ悪影響が~ってよく言われているけれど、そこんとこ実際どうなのよ?私自身がよく小さいころからゲームやっていたし、悪いことばかりではないと思うんだけど?
ゲームが与えるメリット
1.創造力・想像力が養われる
ゲームと一言で言っても、色んなジャンルのゲームがありますが、特にRPG(ロールプレイングゲーム)は複雑なストーリーを読み解く読解力や、登場人物の背景を想像したりととにかく様々な要素が詰め込まれており、時には謎解きなどを行う場面などではそれらの課題をクリアするためにとにかく想像力・創造力を働かせることが出来るのでこれらの能力を養うには最適な『トレーニングツール』となります。
又、困難な内容のゲームであればあるほどそれをクリアしようという『チャレンジ精神』とそれをクリア出来た時に自分に『自信』を持てるようになり『自己肯定感』も増すことが出来ます。
2.マルチタスク能力・判断力が向上する
ゲームでは一定の範囲内に、実に様々な情報が含まれています。これらの複数の情報を瞬間的に判断し、行動に移すことが求められますので、それをゲームのなかで繰り返し行う事は決して無駄ではなく、複数の事を同時に処理する所謂『マルチタスク』能力の向上と、判断力の向上に一役買っていると言えるのではないでしょうか?
ただし、同じゲームの同じ問題に取り組んだとしてもそれは答えをわかった状態での『単純作業』となってしまい、むしろ逆効果になってしまう場合がありますので注意が必要ですね。
ゲームが与えるデメリット
1.学力の低下
私も小さいころ(今もですがw)ゲームや遊びばかりしていて学校の成績は今一つでしたwいやまぁ平均点あたりをうろうろしてはいましたがwやはり限られた一日の時間のなかで勉強に充てる時間よりも、ゲームに充てる時間が多ければ多いほど、学力が低下するのは必然といえるでしょう。
ゲームをするなとは決して言いませんし、私はどちらかというと子供と一緒にゲームをしたい口なのでw子供にゲームをやらせる場合はほどほどに時間を決めてやる必要がありますねw
※時間を決めてやるとは言いましたが、親が一方的に決めたスケジュールを守らせるのではなく、子供自身に考えさせた方が自分で考えた分、守ろうと努力しますので子供と一緒に考えてみましょう!
2.体力の低下
これも学力と一緒ですねw「ゲームばっかやってないで運動しろ!!」はい!すいません!!ゲームばっかしないでダイエットします!!最近はゲーム、ブログ更新、アニメ鑑賞、映画鑑賞などなどインドアな事ばかりやっているのでw体重がw運動しなきゃ!!
3.暴力的な行動をとる?
自分で書いておいてなんですが、これに対しては懐疑的です。各界の研究者などがこぞってゲームの暴力的表現が現実の子供たちの暴力的行動に関係しているなんて研究結果を発表していますが、どれも信憑性に欠ける検証方法だったりで、むしろゲームをしていた子供の方が問題行動が少なかったり、犯罪率も低かったりなのでこれに関しては疑問視せざるを終えません。
個人的には、冒頭に触れた『子供が外で遊べなくなっている』ことによってゲームをするしかなくなりそこに関連付けされた結果がこのような話になっているのではないかと推測していますw
さて、ここまでゲームが与えるメリット・デメリットに触れてきましたが、やはりなんでもそうですが『やり過ぎは身体に毒』という事を言いたいのです。
私はゲームをすることはなんら悪いことではないと思っています。ゲームをすることでしか得られない経験というものも確かにあって、ゲームで学んだ事が人生の中で役にたったこともありますw
『薬も使いようによっては毒になる』という事と同時に『毒も使いようによっては薬になる』という事を皆さんもどうか心に留めておいて頂ければと思います!あっ!ちなみに今言った言葉もゲーム・漫画の受け売りですけどねw
以上!!
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