突然ですが皆さんは子供が大きくなった時にしたいことってありますか?我が家には2人の娘がいますが、その娘たちが高校生ぐらいになったらバイクの後ろに乗せて高校まで送りたいなぁなんて私は思ってます!
えっ?理由ですか?そんなの決まってるじゃないですか!!送った先で娘の友達に「娘A・Bちゃんのパパ格好いいね」って言われたいからです!!w・・・いやまぁ半分くらいは冗談ですが(半ば本気w)バイク乗りのパパさんなら共感してくれるはず!と思いたい!!
今回はそんな私と同じ野望を持つであろうパパ・ママさんに向けて、知ってそうで知らないバイクの二人乗りに関する知識を記事にしておりますので、ご興味ある方は是非ご一読下さい!
バイクの二人乗りは実は年齢制限無し!!ただし知っておきたい重要な事とは?
私「大きくなったらパパのバイクの後ろに乗せてあげるね」
娘A「うん!楽しみ~!」
普段からこんな感じで娘Aに大きくなったら私のバイクに乗るんだぞぉ~という事を刷り込みwながら、本当に大きくなったら乗ってくれるのか今から不安でしょうがない私。
娘達に「パパの下着と一緒に洗濯しないで!」とか「パパうざい!」とか「パパもう帰ってきたの?」とか言われたらどうしよう?そんな事にならないように普段から格好いいパパであることを心がけねばと思う、今日この頃w
そんな事はさておき娘達をバイクに乗せるとはいっても、そもそもバイクの二人乗りって何歳からしていいの?免許を取る時も運転手の二人乗りをしていい経験年数等は勉強したけど、同乗者の年齢制限などは一切書かれていなかったような気が・・・。
これは早速調べねばと、まずは知ってそうな人に聞いてみました。
私「で?何歳から乗れるん?」
兄「ggrks!」(実際には言ってないw)
つまり兄も詳しくは知らん!とのことだったので同じくバイク乗りである私の父に聞いてみたところ・・・。
私「で?どうなのよ?」
父「どうなんだろうねぇ~?」
ダメだ!!やっぱりバイク経験長くても意外とみんな知らないんだぁということで、結局自分で調べることにしました。
同乗者の法的な年齢制限は無し
実は道路交通法には『バイクの2人乗り同乗者の年齢制限は記載されていない』のです!法的な制限としてあるのは運転者側の制限であって極端な話、赤ん坊でも法的には乗せることが可能なんです!
ただし、色々と制限もあってバイクに乗る際は『運転手と同乗者にはヘルメットの着用が義務付けられている』ので小学生位用のヘルメットは存在していても、赤ちゃん用のヘルメット何て言う小さなサイズは売ってないので実質は無理!しかも『後部座席のステップに足が着くことが望ましい』とされているのでやはり結論を言えば小学生くらいからが適齢期なのではないでしょうか!
そもそも赤ちゃんをバイクに乗せるなんて恐ろしいことは出来ませんし、普通に考えれば危険だって分かりますけどね(汗)よく田舎なんかでスクーターのステップ部分に子供を乗せて走っている人がいたりしますけどアレは滅茶苦茶危険なんで子供の安全を考えるなら絶対にやっちゃいけない行動です!そもそも法的にもアウトw
子供をバイクに乗せるときの注意事項
昔、私が小学校高学年のころ父の大型バイク(V-MAX)の後ろに乗ったことがあるのですが、とにかく怖かった記憶があります!安全運転をしてくれてはいたとは思うのですが、発進の際には後ろに転落しそうになる、停車の時は父のヘルメットにガンガンと被っていたヘルメットが当たって気を使う、少し頭を傾ければ風圧で頭が吹っ飛びそうになる等々、危険を挙げ始めればキリがない!あれ?本当に安全運転してたのか?
極めつけは乗ったのは夏場だったのですが、当時私の服装は半袖短パンw乗っているときはまぁ怖いだけじゃなく風が当たる感覚が気持ち良かったり、爽快感を感じたりしていたのですが、ツーリングが終わったあと自宅に着きバイクから降りるときに私の身に悲劇が!
父「着いたよ」
私「ほーい」
バイクのステップから足を下ろし、地面に降り立とうとしたとき!
私「あっちぃ!!!!!」
高温化したバイクのマフラーに私のふくらはぎが接触!!幸いにしてそこまで大きな火傷にはなりませんでしたが暫くはヒリヒリとした痛みと戦う羽目になりましたw
という訳で私の経験に基づく、子供をバイクに乗せる場合に取っておくべき対策をまとめてみました!
1.夏場であっても服装は長袖長ズボンにブーツ!!(できれば各関節にプロテクターも)
2.後部座席はなるべく広いものを!!
3.後部座席には背もたれを取り付ける!!
4.ヘルメットにインカムを付けて意思疎通を図る
・1の理由
言わずもがな、私の様にマフラーで火傷をさせないようにというのはもちろん!万が一転んだ際等、ケガを軽減させるには極力肌の露出を避けるべきなので長袖長ズボン!それにブーツ!小さな子供の安全を考えるならプロテクターも必須ですね!用心するに越したことはないのでやりすぎという事はありません!!
・2の理由
スポーツタイプのバイクなどは後部座席が小さく座りにくいものが多いですし、乗ってて疲れるので出来れば子供を乗せるなら後部座席は広くて座りやすい方がいいと思います。
・3の理由
最初に乗ったときは小学生のころだったので、圧倒的に運転手や後部座席のグリップに長時間しがみつくための筋力が足りません!!ふとした拍子に力が緩み、発進時などに落下しそうになることもありましたのでずっとしがみついていなくてもいいように背もたれは必須だと感じました!
・4の理由
3の理由に近いのですが、後部座席に座っていると発進や停止のタイミングがわかりませんので結構危険です!!特に発進するときに一声かけてあげるだけでも心構えが出来るのでだいぶ乗りやすさが変わります!実際子供の頃何度も発進時に「あぶねっ!」と思ったので。
と、ここまでバイクの二人乗りの危険性や注意事項などを書いてきましたが、これだけ読んでいるとバイクの二人乗りなんて危険だからやめたほうがいいという感想をもってしまうと思います。
しかしバイクには車では感じることのできない暑さ、寒さ、風など自然の厳しさや面白さを感じることが出来ます。又、交通ルールや危険な事をすると危ないんだよという事を教える一つのツールとしての役割や、子供の冒険心や感受性を育み親子の絆を深める事が出来るものだと私は思っています
しかしそういった事を感じ、育み、絆を深めるには子供の安全を親がしっかり守ってあげなければなりません!装備をしっかりと整え、スピードを抑え、急発信や急停止にも気をつけて、徹底した安全運転を心がけるのが大前提です!これらの事をしっかりとこなしたうえで楽しいバイクツーリングを子供と一緒にしたいものですね♪
そしていつか娘の同級生に「パパ格好いいね」と言われたいwそんな日を夢見てまずは安全に乗せれるであろうバイクを購入する為の資金をコツコツと貯める私なのでした・・・。
完!!
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