ちっちゃい子供ってなんでアンパンマンが
好きなんでしょうか?
いや、知ってますよ?
子供は本能的に丸いものが好きとか
原色を認識しやすいから好きだとか!
子供がアンパンマンにはまりだすと
それはもう大変なことになりますよね?
ぐずってるときとか非常にお世話になって
ますけど、それでもやっぱり子供にとっては
一種の中毒性のあるものだと思うんです!
今回はまんまとアンパンマンにはまってしまった
娘Aのお話になります。
どうぞ生暖かい気持ちで読んでくださいw
食パンマン!君は危険なヒーローさ!!
某日、自宅にてめっきり好きになった
アンパンマンのアニメを
視聴する娘A。
娘A「アンパンマンにあいたい!」
ようやく二言、三言と言葉を話はじめ
自己主張をしっかりとするようになり
段々とイヤイヤ期の片鱗を見せ始めて
いました。
私「うーん、アンパンマン遠いんだよなぁ」
奥さん「じゃあ今度実家帰ったときは?」
私「そうするか~」
私「じゃあ今度ばぁばの家行ったときね」
娘A「やだ!!会いたい」
この頃、一度言い出したら
とにかく言う事を聞かず(今もですがw)
思い通りにならないとかなり
泣き叫んでいました。
いい加減学習し始めていた私たちは
すぐさま直近で、近場で開催される
ショーを検索してみました。
すると都合のいいことに
自宅から10分ほどの場所の
住宅展示場にアンパンマンが
来るではありませんか!
日付は?今日!?
時間は?11:30から?
今何時!?10:00!!
私「娘A!アンパンマンに会えるよ!」
娘A「やった~!!」
奥「なんてタイミングのいい」
急いで準備をし、住宅展示場へ。
到着するとすでに多くの家族連れが
さっさと場所取りをしているでは
ありませんか!
こりゃあいかんと、さっそく場所取りをして
なんとか前から2列目あたりを確保!!
それから程なくして、開始されるショー
それを若干眠そうにしながらも
ご機嫌に見る娘A。
しばらくして、ショーも終わり
さぁ満足しただろうと娘Aを見ると
ものすごく不服そうな顔。
私「どうしたの?楽しかったでしょ?」
娘A「あくしゅ」
私「え?なに?」
娘A「あくしゅは!?」
そうなのです!娘Aはアンパンマンを
見たかったのではなく
会って触れ合いたかったのです!!
子供の本当の気持ちを理解するのって
難しい!!
以前に1度だけ行ったショッピングモールで
アンパンマンと握手出来るイベントが
開催されており、それに行った事を
しっかりと覚えてくれてやがりましたw
私「アンパンマンは忙しいんだって」
私「だからまた今度会ったときね?」
娘A「あくしゅしたかった~!」
なまじ姿を見せてしまい
すっかり自分のなかでは
握手できるもとの思っていたところに
このお預け!!
そりゃあ泣きますわな!!
それから小一時間泣き続け
ちょうどお昼寝の時間だったこともあり
その日は泣き疲れて眠ってしまいました。
しょうがない、連れていくか!
後日、ちょうど実家に帰省する
予定だったこともあり
実家から1時間ほど高速に乗れば
幸いにして、アンパンマンこども
ミュージアムがあるので
連れていくことになりました。
そして当日!!
今までにあまり見たこともないような
テンションではしゃぐ娘Aの姿が
そこにはありました。
私「楽しい?」
娘A「んとね、んとねつぎはあれ!」
聞いちゃいねぇ・・・w
楽しんでいるからまぁいいかと
娘のしたいようにさせていると
入場する際に申し込んでいた
イベントの参加時間が近づいていたので
早速イベント会場へ!
娘A「なにするの?」
私「お誕生日会」
娘A「だれの?」
私「・・・みんなの?」
娘A「そっか~」
それでいいのか娘Aよ!
ちなみにミュージアムでは
毎日のようにお誕生日イベントが
開催されており、定員はありますが
誰でも気軽に参加申し込みできます。
重要な事なので2回言いますよ?
誰でも!!誕生日じゃなくてもいいんです!!
イベントが始まると、楽しい歌や
踊りを会場の皆で楽しみ
そしてついに娘Aが待ちに待った
瞬間が!!
アンパンマンと触れ合えるのです!!
ステージにあがり一人ひとり順番に
アンパンマンや食パンマンのもとへ
そして娘Aの番!
私「ほら娘Aの番だよ」
娘A「・・・///」(ニコニコと恥ずかしそうに)
アンパンマンのもとへ歩いていく娘A。
そして勢いよく抱き着きに行きます!!
ヒシっ!!・・・・・。
・
・
・
・
いや、長いよ?後ろのお友達待ってるからね?
離れようとしない娘Aを慌てて引きはがし
つぎに待つヒーローのもとへ。
食パンマンのもとへ向かった娘Aは
アンパンマンにしたように
勢いよくその胸元へ!!
そしてその時アクシデントが!
ゴスッ!!!
っと音が聞こえそうなくらい娘Aの頭が
食パンマンの顎?頬骨?の角の部分にあたり
見るからに痛そう!!
これは泣くな、と思いましたが
意外にも全く泣くこともなく
気を取り直して再度抱き着いていましたw
たぶん、恐らく、きっと
アンパンマンに会えた喜びで
脳内にアドレナリン的なものが
ドバドバと出ていたのしょうw
そんなちょっとしたハプニングが
起こりつつも、おおむね平和に
その日は過ごす事ができ
さぁ帰ろうかと思ったときに
奥さんが一言。
奥「最後のダンスイベントも見てから帰ろうよ」
私「うーん、やめたほうがいいと思うけど」
奥「せっかく来たんだし、娘Aもみたいよね?」
娘A「うん♪」
まぁそこそこいいお値段の入場料も
払ってますし?不安要素はあるけど
見ていくか!
と、最後のダンスイベントも
結局みることになったのですが
この選択があの悲劇を生むことに
なるのでした。
娘A「アンパーンマーン!」
パチパチパチーと締めのダンスが終わり
いざ帰ろうとしたその時。
娘A「ぎゅーは?」
私「ギューは出来ないよ?」
娘A「ウエェェェェン!!!!」
OH!!悪夢再び!!
また姿見ちゃったから触れ合えると
思ってしまったのね(汗)
かくして、またも大泣きをする
娘Aをなだめる為に、再度この地へ
訪れる約束をさせられる私たちなのでした。
おしまい!!
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